壮麗帝

3月末から始まります壮麗帝が楽しみでたまらない!(かつハポンとアクアヴィーテが終わって寂しい)ので,暇つぶしがてらの下調べです.

いつも調べながら,なんで見る側なのにこんなに本気なん…?って思うけど,それが趣味というものでしょう!きっと!

そもそも『壮麗帝』って?

壮麗帝とは,オスマン帝国第10代皇帝レイマン1世のことで,46年の長期にわたる在位中に13回もの対外遠征を行い,数多くの軍事的成功をおさめてオスマン帝国を最盛期へと導いた.

あらすじ

お話の大筋は公式から失礼します.

オスマン帝国を最盛期に導き、壮麗帝と称された皇帝スレイマンの生涯を、寵姫ヒュッレムとの愛や、義弟にあたる大宰相イブラヒムとの絆を通してドラマティックに描き上げる歴史ロマン。
16世紀初頭のオスマン帝国。9代皇帝セリム一世の息子スレイマンは、腹心の友イブラヒムを伴い密かに出掛けた街で、一人の娘と出会う。他国の村で攫われ、奴隷として売られてきた娘、アレクサンドラであった。
皇帝崩御の報が入り、スレイマンオスマン帝国の第10代皇帝となる。アレクサンドラを皇帝のハレムに迎えたスレイマンは、美しいだけでなく才気あふれる彼女に惹かれていき、新たにヒュッレムという名を授ける。即位後数年で、祖先が攻めあぐねていた敵地を攻略するなど、皇帝として目覚ましい活躍を見せる一方で、ハレムの慣習に背いてヒュッレムただ一人を寵愛し、奴隷上がりのイブラヒムを重用するスレイマン。それぞれの存在が、様々な思惑渦巻く宮廷に争いの火種を生み、固い絆で結ばれたスレイマンとイブラヒムの関係にも亀裂を生んでいく……。 

登場人物~主な配役から~

あらすじに名前の挙がっている3人がどんな人物なのかざっくり見ていきたいと思います.

レイマン

若くして帝国の支配者となり、1521年にハンガリー王国からベオグラード、翌年に聖ヨハネ騎士団からロードス島を奪った。これにより帝国内における支持、評価は向上した。*1

 

プレヴェザの海戦では,スペイン・ヴェネチアローマ教皇連合艦隊を破り地中海の制海権を得ました.”無敵艦隊”と呼ばれてたスペイン海軍を含む連合艦隊に勝利したということで,スレイマンの軍事面に関する有能さがうかがえます.

ヒュッレム

レイマン1世の寵愛を得た愛妾.ヒュッレムはスラヴ系の生まれで奴隷でしたが,異例なことに,スレイマンにより奴隷の身分から解放され皇后として迎えられます.スレイマンの側近イブラヒムに買われ彼へ献上されたともいわれています.スレイマン1世との間に6人の子を儲け,そのうちの5人の皇子から次期スルタンを出すべく策動したといわれています.

イブラヒム

パルガル・イブラヒム・パシャ,スレイマン1世により大宰相に任命される.13年に亘り大宰相を勤め,まれに見る権力と影響力を誇ったがスレイマン1世により処刑され,その財産も国家に没収されました.

登場人物(仮)~解説的に出てきそうな人~

セリム1世

レイマン1世の父で,9代皇帝.

ムスタファ

後述するマヒデヴランとスレイマンとの間の息子で,皇子の中では最年長.軍人としての名声が高く,イェニチェリから強く支持されるもイラン遠征軍の陣中で突然処刑された.

マヒデヴラン・スルタン

マヒデヴランはペルシャ語で『永遠に美しい』という意味.スレイマンの愛妾で,有力な後継者であったムスタファ皇子の母.

ハフサ・ハトゥン

レイマン1世の母.マヒデヴランの後ろ盾となる.

メフメト

レイマンとヒュッレムの間の長男.天然痘に罹り早世.

セリム2世

 スレイマン1世とヒュッレムの間の子.

バヤズィド

レイマン1世とヒュッレムの間の子.セリム2世と後継者争いを行う.

リュステム・パシャ

レイマン1世の大宰相を務めた.ヒュッレムの娘ミフリマー・スルタンの婿.

おいしそうな役~予想~ 

やはり悲劇の皇子として有名なムスタファ皇子,後継者争いに絡むメフメトセリム2世バヤズィドかな...

ムスタファ皇子やってほしいな...